当日から判定まで:途上国で人工授精 Day14~Day27

私たち夫婦は途上国のB国で、人工授精をうけることに決めました。その記録をつづっていきます。

人工授精当日(Day14)

人工授精当日、バタバタしました。

トリガーのhCG注射を打ったのがDay12の22:00で、人工授精は翌々日の13:00(12:30来院)と言われ、夫は11:00頃と言われていました。

トリガーから約39時間後の施術なので、時間自体は多分問題なし。

ただ前日に再度連絡がきて、「夫は午前9:00に来てほしい、まつりさんは12:30来院のまま変更なし」とのこと。

なので夫が先に行って精液を提出。すると12:00くらいに電話がきて、「今から来られますか?精子の準備ができました」とのこと。

混乱するなぁ😓...もう準備できちゃった精子は間隔あいて大丈夫?

とりあえず行くしかない!

車を飛ばして10分で到着し、ぱぱっと1分で同意書にサイン(指印!)。

超音波検査とは別の施術台でしたが、とても簡素で昭和。足を置く場所がかろうじてある、保健室のベッドでした。

施術は最初の広げる器具が「ウッ」となりました。

Dr. TBが「小さいサイズに変えるね」と言ってくれ、そのあとの細いチューブ自体は全く痛くなかったです。

不思議だったのが、精子が入ったかというタイミングで「咳をしてみて」と言われたこと。

え?Cough?と聞きなおして「コホッ」とすると、じわっと脚の間で感じるものが...。

出ちゃってない?と思ったら"Okay. Okay"と言われて、何がオーケーだったのかわからず😅

人工授精後の薬と副作用

人工授精後の黄体補充などの薬。考えていたより多かったです。

日本では抗生物質が処方されることが多いようなので「出ますか?」と聞くと、"No"と言われ、こちらからお願いしました。

とにかく感染症に気を付けたいのです。

  • デュファストン 10mg*2錠*14日間
  • プロギノーバ 2mg*2錠*14日間
  • ビブラマイシン100mg*2回*3日間
  • 8日後にhCG 5000単位注射 (→着床を助ける)

子宮内膜の厚さは実施が決まったDay12で0.9cmとのことで、薄いわけではないと思うのですが、いかに日本が自然に近い治療(少なくとも当初は)かと思わされます。

このデュファストンとプロギノーバは副作用がしんどかったです。

下腹部痛(生理痛に似てる)、胃痛、気分憂鬱、立ちくらみ・めまいと、慣れないからかもしれませんが、妊娠していないなら早くやめたかったです。

人工授精後に処方された薬
薬はきちんと処方された

判定日(Day27)

判定日は血中hCGの検査をします。

別の看護師に指導受けながらの若めの人(?)で、失敗されました。内出血と少ししびれが残りました(数日で軽快)。

台の上に腕を固定してくれればいいのに、台から離して宙に浮いた状態で採血されたのです。

「しびれは無いですか?」とよく日本で聞かれますが、採血・点滴に難儀されても、実際痺れを感じたことはなかったです😭

結果は残念ながら陰性でした。

AMHの低い私にはあまり時間がないのかもしれない。次は体外受精にトライかなと考え始めました。

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