"ダブル採卵"を勧められる【途上国で体外受精③ 採卵周期D2~D10】

6回の採卵・2回の胚移植でもうまくいかず、私たち夫婦は、途上国B国で再び体外受精(顕微授精)を受けることにしました。

めげずに、また採卵からです😇

DuoStimの提案 

陰性だった移植、1回目は3ABの新鮮胚移植、2回目は4ABの凍結胚移植でした。

医師との面談で私から伝えた希望は、

  • 本帰国の可能性がありB国ではこの採卵・胚移植で最後にする

  • 前回やったカルシウムイオノファをもう一度やってほしい

  • もし得られれば2個移植をしたい

という3点でした。

すると、1周期に2回採卵する、Double (dual) Stimulationを医師から提案されました。

DuoStimとも呼ばれるようです。

ぱっと浮かんだのは「(え、2回連続で麻酔・採卵手術?めちゃしんどそう😓)」ということ。

「とりあえず...今回の採卵の注射を続ければいいんですよね」と確認して、面談は終わりました。

DuoStimって?

どういう治療なのか?検索してみました。

日本の病院・クリニックのWebサイトでは、「Duo刺激」とか「ダブル採卵」、そのまま「DuoStim法」等と紹介されてました。

  • 同一の月経周期の卵胞期と黄体期の両方で卵巣刺激を行い採卵する手法

  • 日本の健康保険適用の治療では難しそう

  • 卵巣機能低下(低AMH)で回収卵子が少ない人に向く

画像のように、採卵後にまた卵巣刺激を行って採卵することで、良好胚盤胞を得られるチャンスは単純に2倍に増えそう。


(出典:Pick Up and Oocyte Management

黄体期の採卵でも「質は変わらない」という研究結果もあるようです。

日本では、がん患者など本当に急ぐ人がメインのよう。

2周期連続採卵するのに比べて、そんなに時間短縮にもならないとも思います(黄体期の約2週間分くらい早くなる?)

私の場合は「もうすぐ日本帰国(かも)」「出来れば2個移植」という事情を考えてくれたみたい。

(2個移植は「胚盤胞が複数得られれば」という意味で言ったが...)

医師からは「出来ることをすべてやってあげるわよ!」という気持ちを感じました。

色々と手法を考えてくれて、ありがたいです😌

途上国なのに、正直意外。海外のほうが色々選択肢あるんだなと思いました(あと自費だしね)

夫の意見を聞く

医師の提案に対して、夫の反応は優しさの塊り!と思いました。

連続して採卵するなんてとにかく身体への負担が心配だ、と。

不安そうな顔で「2回目の採卵までどれくらい期間はあくの?」と聞くので、「1回目の採卵後残っている卵胞が、小さければ時間かかるし、中くらいまで育ってれば割とすぐかも」と説明。

夫と話す頃には、私は色々考えて、


うまくいかなかったらどうせまた採卵する訳なので、連続でやってみるか~~?😅


という気持ちになりつつありました。

最初に支払っているパッケージは、すべての投薬、採卵手術、胚移植が含まれていますが、2回目の採卵手術については不明

パッケージ内でやってくれるならば、tailor-madeの治療ってことなのかな?😮

卵胞サイズ

肝心の卵胞の大きさですが、成長はゆっくりです。

採卵周期D2D10卵胞の大きさ

とりあえず1回目!うまくいくのか心配ですが、タンパク質とサプリを続けます!

運動は子宮内膜症のチョコレート嚢胞がかなり張ってきて、きついです...😰

続く

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