B国で治療を始める前にも、私(妻側)が日本に一時帰国し、体外受精を行っていました。
その記録をつづっていきます。
きっかけは健康診断での一時帰国
日本の労働安全衛生法では、企業は労働者に対して医師による健康診断を実施しなければなりません。
私たちの会社は前者で、2023年1月に日本に一時帰国し、人間ドックを受診。私は婦人科検診オプションもつけました。
この時36歳。B国の前のA国では、タイミング法で通院していましたが結婚から1年半授からず、焦りが募っていました😰
人間ドックとは別に、2人で婦人科(不妊治療専門)にも行こうと決めていました。
子宮内膜症が発覚
人間ドックの超音波検査で「左卵巣、約3cmの嚢胞があります。近医で見てもらってください」と言われました(人間ドックはめちゃくちゃ流れ作業で、特にそれ以上の説明なく終了)。
な、なんだと...😨
直近で超音波検査をしたのは22年5月(A国)で何も指摘されず。その後コロナで入院したり、留学したりで、確かにやや長めに期間があいていました。
でも、きちんと婦人科行ってたのに、そんな急に...ありえるの?😭😭
夫側の家族に医師がおり、他の家族には伏せて相談すると「年齢的に不妊治療は急いだほうがいい」とアドバイスされました。
卵巣嚢胞もあるということで、大学病院を選択してすぐにMRI検査。「子宮内膜症性嚢胞(チョコレート嚢胞)」と診断され悪性ではなさそうですが、大きさ4.5cmでした。
大学病院の医師と相談したところ、子宮内膜症の治療よりも、体外受精治療を優先させていくことが決まりました。
6cmが手術するかどうかの基準だと説明されました。
夫の涙と帰国
同時に夫も精液検査しましたが、こちらも運動率や正常形態率が低いという結果でした。
A国で1度検査した時も良くない結果だったのですが、夫は「疲れていたから」と真剣に考えていないように思いました。
A国病院で処方されたサプリも、途中でやめてしまったり...😕
しかし、日本でも再び同じ結果になったことがショックだったようで、夫側の家族(医師)への電話では、泣いていました。
夫はめったに泣かないので、すごく胸が苦しくなって、その涙が今も忘れられません。
私の卵にパワーがあれば良かったのに、ごめんね、、、😭
2人とも少しずつ問題があるわけで、もう体外受精に望みを託すしかありません。夫の精子を凍結し、私は急遽日本に残って採卵をすることになりました。
怒涛の約2週間の帰国。でもこの頃は、体外受精を何度かすればきっと大丈夫だと希望を持っていました。
子宮内膜症が痛い!救急搬送
帰国日程を延伸することになり、私は弟の家にお世話になることになりました。ちょうど家族が出産で里帰りしていたためです。
(イメージ) |
ある夜眠りについて、朝5時頃、下腹部に猛烈な痛みを感じて目覚めました。場所は生理痛で痛くなる場所、痛みはその何十倍といったところ😵😵
歩けない、立てない、「ウウぅ~」と獣の声を出しながら這うのが精一杯(トイレに行こうしてたと思うが意味ない)
弟が起きてきて「お姉ちゃん、大丈夫?」と心配してくれる。「えー、なにこれめっちゃ痛い?!え、何これ?!どうしよう?えー?!救急車かな?!」と、もう訳わからないテンションになる私😂😂
子宮や卵巣が死んでしまったらもう望みは絶たれてしまう...。
躊躇しましたが、初めて救急車呼ぶことを決断して、かかっている大学病院へ。
🏥
点滴してもらい、落ち着いたところで診てもらうと「嚢胞が少しだけ破れたのでしょう、排卵がきっかけかもしれません」ということでした。
(この日D17、排卵日は過ぎたと思ってたけど...)
血液検査もして、白血球は基準より高かったですが、炎症反応のCRPは低い値でした。妊娠希望で子宮内膜症の治療をしない間は、痛み止めで対処していくしかないと説明されました。
なお、この周期は、D31で生理がきたので、排卵きっかけというのは正しかったと思います。
排卵を卵巣嚢胞が邪魔していてたようです。
→続く
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