低AMHで反応不良:日本での採卵 (2)

私たち夫婦は、途上国B国で体外受精(顕微授精)を受けることにしました。

B国で治療を始める前にも、私(妻側)が日本に一時帰国し、体外受精を行っていました。

その記録をつづっていきます。

子宮頸がん検査でひっかかる

人間ドックのための一時帰国から、1人日本に残り体外受精、採卵にのぞむことになった私。検診時のほかの結果が返ってきました。

まず子宮内膜症でも上がることがあるというCA125マーカーは、基準値内(重症というわけではないのかも😌)

しかし、子宮頸がん検査にひっかかる😨

Class IIIA、LCIL=軽度異形成の疑いで精密検査が必要になりました。

チョコレート嚢胞に加えて、子宮頸がん(前がん)疑い...だと?😭

一度に体の不調を指摘され、しかも夫と離れて暮らす寂しさとストレス。

この頃はよく動悸がして、相当自律神経に影響がでていました。心も身体も辛かった...。突然涙が出たりしていました😭

後日の精密検査(コルポスコピー検査)の結果は陰性で、一安心しました。

大学病院はこのあたりスムーズで良かったです。体外受精の外来に通っていますが、検査結果を伝えると「あ、じゃあ隣の科で検査できるよう頼んどきます」という感じで(子宮内膜症も専門外来がある)

特に海外在住の方には、日本での人間ドックの機会にはオプション積極活用(身体の中で特に心配なところに)をおすすめしたいと思います。

油断ならないよ、ほんと...

再び子宮内膜症の痛み(採卵周期1回目 D2)

また子宮内膜症の強い痛みが出ました。

お風呂に入っていたところ「痛い!え!どうしよう?!痛い~うぅ~」みたいな感じで、髪も乾かせないまま、風呂から出て1時間ほどうずくまってました😭冬場なので寒い😭

異国にいる夫にLINE電話して泣く(というか叫ぶ)

お願いだから、今すぐ日本に来て...😭😭(無理すぎるお願い)

痛み止めを飲むしかないの、つらい...

🏥

何とか痛みを乗り越えて、翌日は採卵周期スタートのために病院へ。

卵巣刺激が始められなかったらどうしよう(卵巣生きてる?)、卵巣嚢胞が大きくなっていたらどうしよう(だから痛みが強かった?)😨

刺激始められなくても致し方ないと思って病院へ行きました。

結果としては、嚢胞の大きさは変わっておらず、遺残卵胞もなく、始められることになりました。

低AMHということで、ゴナールエフ 300単位(5日間)から。調べてみると比較的高刺激で、劣った卵巣なんだと少し悲しくなったけど、やるしかない!ですもんね。

医師の言葉の重み(採卵周期1回目 D9)

卵巣刺激が始まって6日目。卵胞のチェックに行きましたが、結果は芳しくはなく、右3つ、左1つ(嚢胞のある側)。

大きさは17mmが最大で、他は10mm~15mm。もう1つ10mm以下の小さいものがあるとのことでした。

予想はしてたけど少ない。そして、主席の卵胞の育ちが早い(ふだん排卵までがやや短いので)😣

医師に「AMHが示すように卵巣の反応はあまり良くないですね」「このうちいくつ凍結出来るかは、厳しい戦いですね」と言われました😢

厳しい戦い、という言葉が今も頭に残っています。

この後実際に厳しい戦いが続くのですが、医師には様々な患者を診てきた蓄積があるからこその言葉なんだろうと、今は思います。

まだまだ私は楽観的でした。

続く

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