私たち夫婦は、途上国B国で体外受精(顕微授精)を受けることにしました。
B国で治療を始める前にも、日本に一時帰国し、体外受精を行っていました。
採卵は合わせて4回。その中で、サプリメントについて個人的に感じた効果です(※あくまで個人的な体験でサプリ以外の要因だった可能性もあります。ご了承ください)
採卵受精結果は少しずつ改善
医師曰く「非常に厳しい」状態なのですが、少しずつ改善していることが一筋の光。
薬や刺激法の変更に加えて、サプリメントの良い影響も多少あるかなと感じます(ただの周期によるブレかもしれませんが...)
採卵①アンタゴニスト法
この時とっていたサプリは葉酸とビタミンD。日本内分泌学会の判定指針では、血中濃度が20ng/mlをビタミンD「不足」、21~29ng/mlを「不十分」、30ng/ml以上を「十分」と定義しています。
A国の医師によると「日本人女性はビタミンDが不足気味」ということで、サプリを勧められ、その後血液検査に臨むと32ng/mlでした。その後もサプリを継続的に約1000~2000IU摂取。
(イメージ) |
1年以上経ち「高すぎになってる可能性も」と思いましたが、B国で採卵④の前に血液検査したところ、35.5ng/mlでした。
ほとんど変わらず...😅
私の場合、少し摂りすぎるぐらいでも、50ng/mlすらいかないと見られます😇日傘はしないけど、インドア派だからかな?
採卵②PPOS法
採卵8→成熟卵6→受精2→凍結1(7日目初期胚盤胞で移植できず)。ゴナールエフ注射は11日間でした。
採卵2回目にあたり、コエンザイムQ10サプリを追加してみました。この論文レビューで引用されている臨床試験では、600mg/日を60日😦
採卵数&受精数は増えて、何とか1つ初期胚盤胞に到達しました。ただこの時医師に「卵子のまわりの顆粒膜細胞が薄い」と言われました。
顆粒膜細胞は、卵胞の成長に関わります。
採卵③フェマーラ+アンタゴニスト法
刺激法は、フェマーラ5日間のあと、ゴナールエフ注射6日間+HMGあすか注射3日間でした。
さらにメラトニンのサプリ(2.5~5mg/日)を追加してみました。海外では処方箋無しで購入できます。
何より「卵子のまわりの顆粒膜細胞が薄い」と言われていたものが、この周期は顆粒膜細胞はきれいについていたそうです!
でもやはり良好胚盤胞はできず…。
採卵④アンタゴニスト法
ゴナールエフ注射&HMG注射を13日間、量は4回の中で最も多い高刺激でした。
メラトニン(2.5~5mg/日)を継続し、新鮮精子で試みたところ、完全胚盤胞になり、初めて移植できました。
まとめ&次回に向けてDHEA
- ビタミンD:毎日摂っても数値があがるのには時間がかかる
- コエンザイムQ10:採卵数が増えた
- メラトニン:卵子のまわり顆粒膜細胞が改善し、良好胚盤胞が初めてできた
5回目の採卵に向けて、私のような卵巣機能低下の患者によく用いられるDHEAのサプリメント(50mg/日)の服用し始めました。
薬ではなく、確たるエビデンスがある訳ではないですが、そういうものも試さないといけない状況なんだと思います。
良い結果につながるといいな😌
→続く
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