厳しい結果...子宮内膜症の薬物療法を試す


私たち夫婦は、日本と途上国B国で体外受精(顕微授精)を受けました。

通算で5回採卵し、1回移植しましたが、妊娠には至っていません。この機会に子宮内膜症の薬物治療に取り組むことを決め、再度受診しました。

厳しい結果に医師は...

前回記事でもまとめたように、5回の採卵で20個以上の成熟卵子がとれました。ですが良好な胚盤胞ができません。恐る恐る「36~37歳で子宮内膜症があると、こんなものでしょうか」と聞いてみました。

医師👨「正直に申し上げて、他の方に比べて相当厳しい結果です。こういうことはあまり見られないです」とのこと。

やっぱりそうなのか😨私がおかしいんだ...。

夫と、夫の家族に申し訳ない😭「どうしてなんでしょう...」と思わず声に出ました。

私が「母も卵巣の手術歴がある、生まれつきの要素も影響ある?」と尋ねたところ、

医師からは「1つの要因ではなくて、僕ら医者でもはっきりとした原因は分からないんです。夫婦のどちらに問題があるかは分からない。どちらかのせいというわけではなくて、組み合わさったときの問題なんです」とお話がありました。

卵子と精子は50%ずつ、どちらも大切だとのこと。

妻側が自分を責めがちなので、気遣ってくれているのかな。優しい方だな。

というか、本当に色々検査したところで、はっきり原因も分からない。わかったところで対策も難しいのかもしれません。

子宮内膜症の薬物療法

年に1回の帰国の機会を使ったので、今後はB国でIVF治療を続ける予定。その前に子宮内膜症の薬物療法を試したい、と申し出ました。

約1か月間は夫が某戦地の国に出張で、どちらにしても治療できないという事情もあります。

現在左側の卵巣嚢胞は約6cm。

卵巣刺激の最中はさらに大きくなる傾向があります。そして、毎日少しですが、ズキズキします。

最長で90日分出せるということで、「ジエノゲスト」を処方していただきました。海外在住ということで、柔軟に対応いただいて大変ありがたいです。

医師にB国でいつ頃治療再開するか聞かれ「2, 3か月の服用期間で考えているが、どれくらいの服用で効果が出るものか」と逆に尋ねたところ、医師に言われたことは...

  • 日々の子宮内膜症の症状を抑えることが主な目的

  • これでIVFの成績が良くなるというものではない(そういう目的で飲む薬ではない)。→なので妊娠希望ならば時間も限られるのでIVF進めて、というニュアンス😅

  • IVF治療再開の時は薬を服用中に受診し当地の医師の指示を仰いでほしい
ディナゲスト服用中止→排卵&月経を待つのかな?(だとすると、服用中止から治療開始までに約1か月かかってしまいそうだな?)と考えていたので、意外でした。

ただ、B国のクリニックでは「治療希望の場合は生理来たら受診」となってるので、行っても「生理がきたらまた来院して」って言われるだけな気も😅

さまざまな提案

刺激法も様々試して、あまり見られないくらい厳しい結果ということで、日本に本帰国後の治療について医師からいろいろな提案がありました。

  • 現状はメラトニンやCoQ10等のサプリメントくらいしか手がない

  • 子宮内膜症の腹腔鏡手術も選択肢。それで良好な胚盤胞ができるかどうか

  • 転院も選択肢。培養環境は良し悪しではなくて「合うか合わないか」なので、環境を変えてうまくいくカップルがいるのも事実

  • 転院は施術件数の多い大手の施設を強く勧める


大学病院だからか、これまではエビデンスがあるものだけ言う姿勢でした。サプリも転院も、医師から言われたのは初めて。チョコの手術も卵巣機能に影響あるからと、否定的な感じだったのに...。

「すべてエビデンスが確立されたものではない」と付け加えていましたが、それだけ手がないという状況のようです。

先が見えない...😰

転院先としては、加藤レディースクリニック杉山産婦人科木場公園クリニックの名前を挙げて頂きました。連携・付き合いがあるようで、紹介しやすいということかな?

現在の大学病院はしっかり刺激派です。加藤LCについては、低刺激でコンセプトが全く違うところなので、それでうまくいくという可能性もある、とのことでした。

日本の本帰国後のことは、おいおい考えていきたいと思います。

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